ソーシャルヘルスケア経営塾は、お陰様で今回で第4期を迎えます。第1期は次世代薬局経営塾という名称でスタートした当塾ですが、薬局の枠を越えた発想、コラボレーションなくして次なる時代は作れないという思いから、第2期は次世代ヘルスケアリテール経営塾、そして第3期から、ソーシャルヘルスケア経営塾と改組し活動を拡大してきました。
社会問題解決というソーシャリティとヘルスケアを掛け合わせ、持続的なコミュニティ、社会作りを通じて、持続的なビジネスモデルを提言していくことにチャレンジしていきます。
当塾は、世に沢山存在する「異業種交流」型とは異なり、普段は競争関係、もしくは取引関係となっている企業のリーダーが、一つの社会課題解決に向けて協働を意識していくという稀有な場です。これから始まる大きな転換点において、競争・取引から、共創・取組みへと大きく企業間の関係性を進化させていく必要があります。
例えば、自動車業界においても、自動運転による安全なモビリティ空間の実現には、官民はもとより、競合同士の融合や、今までは関係性の薄かったIT、センサーなど様々なプレイヤーとの共創が欠かせません。これと同じように、ヘルスケア、医療の大きな社会課題を解決するような生態系を1社で作り上げることは不可能です。この塾がそのきっかけとなれば幸いです。
第4期となるソーシャルヘルスケア経営塾は、コミュニティデザインという領域から更に大きく課題を捉えていけるリーダーを育成していく所存です。新たな価値創造、ビジネスモデルのイノベーションを起こす次世代の経営者、リーダーの育成を通じ、持続的に成長可能な社会の実現を目指していきます。